今一番興味があること
バスの運転手が、今一番興味があることって何だと思いますか?
ギャンブル?
ちがうちがう
キレイなおねーちゃん?
それもちがう
政治・経済?
んー それもたぶんちがう
答えはまた後ほど
ここでもうひとつ問題です!
日本の法律で一番守られていない法律ってなんでしょう?
テレビや新聞等で毎日のように事件や犯罪の報道がありますが、実はもっとケタ違いに守られていない法律があるんです。
そう、それは道路交通法。
道路交通法はその第一条で
『この法律は、道路における危険を防止し・・うんぬんかんぬん、道路の交通に起因する障害の防止に・・うんぬんかんぬん・・・』とありますが
興味のある方はご覧ください。
これがホントに守られていないのです!
速度オーバー、信号無視、駐車違反、極めつけは飲酒運転!
40キロ制限の道路を40キロで走ってたら、後ろからあおられていやな経験をした人も多いのでは。これじゃあまじめにルールを守ってる人が悪いみたいですよね。
ここで最初に問いかけたバスの運転手が今一番興味があることなんですが、
それは、自動運転システムです。
すでにこのシステムは完成段階にあり、いつでも導入できるという噂がとびまわっています。
そうなると困るのは・・・
そう、バスの運転手なんです。自動になっちゃうと運転手がいらなくなりますから。
こんなんで
走られたら商売あがったりです!
電車の自動運転(無人運転)はすでに一部で始まっています。
これは線路の上を走る電車ならではの特権で、なんの障害物もない渋滞もない歩行者や自転車もいない、危険が少ないから実現できているのです。
バスは一般道を歩行者等に気を使いながら運行しています。急な飛び出しがあってもすぐに止まれるよう予測運転もしています。
そのへんのところも自動運転にはクリアーできているらしいのですが・・・
あともうひとつ
40キロ制限は必ず40キロ以下で、信号は黄色になったら止まる(これはあたりまえですよね)
横断歩道は歩行者がいたら止まる。(横断歩道近くに歩行者がいたら徐行するか停車するのは、これもあたりまえなんです)
しかし、これらのあたりまえの行為をおこなえば、車の流れが悪くなり街のいたるところで渋滞が発生するでしょう。
道路交通法をあたりまえに守っている世の中ならこれでいいのでしょうが、ルールを守るのが常識外れと言わんばかりの世の中です。
でもそのおかげでバスの自動運転を実現するには新たな法改正が必要となっているようです。
ですから皆さん!バスの運転手の仕事がなくならないように、ほどほどにルールを守って、安全運転しましょうね!
ほどほどに!!