バス運転手のひとりごと

バス運転手の日々の奮闘を紹介します

雪の日は交通も運転手も大パニック

バスの運転手にとって寒い日の朝はとてもつらい。

電車と違って暖房が効かないんです(しょっちゅうドアは開けるしスキマだらけだし)

 

お客様から「暖房いれんか」って罵声をあびます(けたたましくゴオォーって暖房がうなってるのが聞こえないんですか?)

 

新車から3~4年程度ならポカポカで気持ちよく乗れますが、大体6~7割はこんなシマツ!(整備、しっかりしろ)

 

 

雪が降って積もったりしたら、もうたいへん!

高速道路は通行止め。ゆえに一般道は大渋滞。

 

だいたいこんな日に車で通勤って、どうかしてるぜ!

公共交通機関どうぞご利用ください。

 

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そしてこんな日は、いつもより20~30分は早めに出社します。

それは、恐怖のチェーンまきが待っているからです。

 

バスのチェーンが激重ってこと知ってます?(成人男性でも気合い入れて持ち上げないとスグ腰をいわします。なんと25㎏もあります)

 

朝はまだ営業所に人がたくさんいるので、手伝ったり手伝ってもらったりしてなんとかなるんです。

 

でも、折り返し場についたときとか、峠の手前で装着指示があった日にゃー、そりゃあもうたいへん!

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一人で作業しなけれればなりません。

 

チェーンまかないとその先走れない、場合によっては乗客を乗せたまま路上で作業しなければならない(もう泣きそう)

 

男の私でさえこんなだから、女性の運転手はホントにかわいそう。

 

 

と、思いきや見ると女性の運転手が一人でチェーン装着終わってる!

 

いや~なんとたくましいことでしょう。

 

 

このように

我々バスの運転手は日々お客様の足となり、快適で安全な運転をこころがけています。